- K型シールスタンのシールゴムの交換時期はどれぐらいですか?
- K型シールスタンは、浮芯を確認する作業は出来ますか?
- KA3シャフトは、SUS630と同じですか?
- KA3シャフトは電食しますか?
- KVHメタルは、鳴き音が出ますか?
- KVHメタルは、標準サイズ以外の対応は出来ますか?
- KCM強力型サイレンサーは、排気音は小さくなりますか?
- プロペラの抜き出し工具はシャフト径で何ミリまで使用できますか?
- プロペラ抜き出し工具は、1人で作業できますか?
- 誰でも直接注文出来ますか?
K型シールスタンのシールゴムの交換時期はどれぐらいですか?
シールゴムの目安交換時間は、小型船では2~4年又は、8,000~10,000時間です。
それぞれの使用条件で変わってきますので、日常のメンテナンスでお確かめ下さい。
K型シールスタンは、浮芯を確認する作業は出来ますか?
はい出来ます。安全に出来るようになっています。
ただし、浮芯確認後は、シールゴムの位置決め作業を再度行う必要があります。
KA3シャフトは、SUS630と同じですか?
いいえ違います。SUS630よりも強度があり、耐食性能が優れています。
そのことは、JCIから出された軸径計算式でのST値=200と言う数字が認められている事にも表れています。
※SUS630のST値=180となっております。
KA3シャフトは電食しますか?
電食します。ただし、耐食性能はSUS630に比べて格段に改善されています。
また、カーボンブラシを取り付け、線径の太いケーブルにて、配線を単独で直接亜鉛板に繋ぐことによってほとんどが改善されています。
※電装品のアース配線や係留場所などによっても変わってきます。
KVHメタルは、鳴き音が出ますか?
出にくくなりました。旧KVFメタルと比べて、ゴム質を硬く改良することによって音鳴きを軽減しました。
※ゴムの特性上、極低回転時には、音が発生する事や、磨耗が早くなる場合があります。
KVHメタルは、標準サイズ以外の対応は出来ますか?
45φ~70φはオーバーサイズ品が御座いますので、EVRよりも肉薄から肉厚の物まで対応できます。
※サイズ表をご確認下さい。
KCM強力型サイレンサーは、排気音は小さくなりますか?
従来品と比べるとかなり小さくなります。宮崎県の19tonマグロ延縄船の補機に数多く実績が御座います
(※補機は排気音が大きい)。
最近では、福岡県のまき網船19ton型の、主機M社製1100馬力エンジンにサイズ200Aを納入いたしました。
また、長崎県の19ton2基2軸アルミ旅客船へサイズ200Aを納入いたしました。
いずれも消音効果はかなり出ています。
※排気抵抗を考慮して、ワンサイズ大きくする船もあります。
プロペラの抜き出し工具はシャフト径で何ミリまで使用できますか?
3翼に限られますが、型式3PT-70で22~75φで使用できます。
その上は、3PT-100を使用すれば70~110φまで使用できます。
また、3PT-70に2PT-70を追加すれば、4翼でも使用できます。
ただし、展開面積の広い物には使用できません。
※展開面積の広い物、また特殊なプロペラには使用出来ません。
プロペラ抜き出し工具は、1人で作業できますか?
軸径の小さなものでは出来ますが、2名以上で作業されることをおすすめいたします。
※作業はケガの無いように充分に気を付けて行って下さい。
誰でも直接注文出来ますか?
もよりの販売店にご相談いただけますようにお願いします。個人のお客様からの直接の受注は行っておりません。